―雑貨屋―悪いもなにも、どうせ他の手紙と一緒に村には来るんだもの。大して変わりないわよ。[誤魔化しには気づいたか。遠まわしな否定の言葉に、若干拗ねたように返す。]あ、もうライには会ったんだ。……そっか。[苦笑しながら返された言葉には、残念そうにぽつりとそう呟いた。]あ、でも、もっと頻繁に戻って来てくれるなら、それはそれでいいんだけどね。[ライヒアルトがしただろう提案に乗るように、にこりと笑んだ。もちろん、それも難しいだろう事は承知の上で。]