>>292[突如として聞こえる甲高い音。ハッと、その一方向へと視線を向ける]……また何か起きたってのか?[溜息交じりに息を吐き、古文書を閉じた。寝ていた鴉を叩き起こし、音がした方へと足を進める][辿り着いた場所には生徒が数名、現場を遠巻きにして見ていた。倒れているらしい人物に近付き、げ、と表情を歪める]ウェンデル先輩……気でも触れたか?[動けないらしいウェンデルにそんな言葉を漏らし。続いて落ちて来た紙をキャッチする。内容を読んで少し納得した]