―厨房―然うですね。隠し事は何時かは知られてしまうもの。だからキャロルさんが是と判断された時は構いません。私もまた視える事が有るかも知れませんから。[緊張しながら首を縦に振った]ありがとう…キャロルさん。[淑女で在る様にと身に着けた言葉では無く感謝を告げる。伝わる温かさにまた涙が零れそうになった]ええ。お待たせし過ぎてしまいますね。