ええ。好きな詩人です。
[彼女の答えに、頷いて正解だと返す]
外――
「まだほんとうに存在する星」はあると信じたいですね。
特効薬が完成した後、予算か何かの都合でここが忘れ去られているだけ、などであれば良いのですけれど。冷凍睡眠装置の様子から、最低限の電気は生きているようですし。
あらためて、よろしくお願いします。
エグランティエさん。
玄関が閉ざされているなら、
何にせよわれわれはしばらくお仲間ですから。
[彼女に、右手を差し出した。
側にいるであろう男性二人とも、
望まれるなら自己紹介と握手を交わそうとしてから]
玄関がだめでしたら、どこかに窓でもあればよいのですが。
換気もしてみたいですし、きっと外も見えますでしょう。