[ベルが話の方向転換してくれたのにまた蒸し返すとかないよな、とベッティの言葉には苦笑と共に頷きだけ返し。
まさか彼女からも女の子と勘違いされてたなんて夢にも思いません。仮にそれに気付いたとしてもヴィター相手のような真似はしませんが。
ベッティから楽になったと礼を言われれば、良かった、と安心した笑みを向け。]
それでしばらくは冷やせるはずだけど、持続切れた後でまだ必要そうなら声かけて。
[そう言って手をひらりと翻すと、それがまるで合図だったかのように白猫が軽く跳躍し少年の肩に乗った。
ベッティからベル達と顔合わせした経緯を聞くと、へぇ?と瞬き数度。]
射的のとこならボクも通ったよ。
もしかしたらすれ違ってたのかもね。
[そう言いつつ握手をして。月闇の1年、と聞くとまた瞬き。]