保父 クレメンス

─ 個室D ─

[声は返らなかったが代わりに扉が開いた>>300。
現れた姿は今まで見たことの無いもの。
軽く目を瞠ったが、続いた言葉にそれは直ぐに掻き消えた]

……なん　だと。

[聞いた途端に目は据わり、声がやたらと低くなる]

開けられただけか？

[それ以外には何かされなかったと問うた]