かはっ、あ、さ……
流石にイノシシは、武器を振るったりはしなかったからな……!
[乱れた呼気を吐き出しながら、それでも余力のある所を見せようと、冗談交じりに言い歯を見せて笑んだ]
だが、狩場は森の中だ。私の正義を示すには不十分だった。
[戦鎚の柄を両腕で押しつつ、大きく一歩跳んで後退する]
ここならば私の正義が存分に示せる!
――お前だって、それがお望みだろう?
[言って、右手を天に掲げた]
見よ、これが私の新たなる武器!
輝ける正義の刃、『レイディアントジャスティス』!!
[宣と同時、傾き始めた日よりなお赤い刀身が、天より回転しながら落下を始めた。
正義の赤が掲げた手で受け止めると、その全身は刃と共に、一瞬目映い赤の光に包まれた*]