―→パソコン室―
ボクたちが最後なのかな?
この学校にも結構いるんだね、やってる人。
[パソコン室にマリーと一緒に入ると結構な人の姿にボクはそう感想の声を漏らしていた。
よく見知った知り合いの姿も見えて、そのうちクラスメイトの一人から声をかけられると]
やぁ、百乃喜さん。
[手を振り返して、一緒にきていたマリーの方を見て考える様子に、マリーは自己紹介を彼女にしていた気がする。
ボクの意識はすぐにユリの方にいっていたから。さっき廊下での一件があったしね?
もっともお互い気にしたことは多分違うことだろうけど]