>>297>>298[風の精霊が少しは落ちてくる体を軽くしてくれたとは言え、 身長&体重差を考えればダメージは半端でなく。 カヤの意識は完全に吹っ飛んでいたりした。 遠巻きのざわめきもライヒアルトの嫌そうな声も届かない] ………[ペソ。ペソペソ。 そんな何かの擦れる音がウェンデルの上着の下からするだけ。 柔らかな兎耳が無意識に動いて落ちた帽子に当たってるとか。 『籠』と言ったライヒアルトの声に反応したとかわからない]