[右の一撃は、予想通り盾の動きを誘う。それによって開いた前面に飛び込み、繰り出した金色は、少女を捕らえる]……っと、ちょっと、アツくなりすぎたかな?[左手を引きながら、右手でかりかり、と頬を掻く]や、でも、アンタ、中々の動きだよ?アタシに当ててくるのって、滅多にいないもん。……ゆうしゃ、っていうの、伊達で背負ってるんじゃないんだねぇ。[座り込んだ少女に向けるのは、純粋に関心した、声。……多分、悪気はない]