ほんとう?…良かった。[ゼルギウスと黒江から、大丈夫という旨を聞けば安心して顔を綻ばせて。ゲルダが黒江の手をとって自分の頭にそれを乗せてくれれば、嬉しそうににこにことした。榛名から大丈夫かと聞かれると、うん、と笑顔で頷いた。]お姉さんたちがなでてくれたから、もうへーき。私は、へーき、だけど。榛名お姉さん、イヴァンお兄さん、どうしたの?[榛名がイヴァンが出てきた方からきたので、そう見上げ。イヴァンの様子がおかしかったのは、子供の目からみても明らかだったから心配になった。]