― 個室D ―
[自分が女だと知っている数少ない女性に背中を撫でられ>>306、少し落ち着いてくると。
思わず悲鳴を上げてしまった事で心配させてしまった事にようやく気づいて]
伯父上も、アマンダさんも。
心配かけたようで、すいませんでした。
驚いたもので、つい。
[その場にユーディットも駆けつけていたなら、伯父とアマンダの間にユーちゃんも、という言葉が入っていただろう。
格好の事を問われれば、彼女にも花の事を話すべきかどうか迷ったが]
えぇと……諸々あって、女だと隠す必要がなくなりそうだったので。
気の利きすぎる執事から届いた着替えの中に、母のドレスが入っていましたし……