―館・医務室―
っと、いや、だからだいじょうぶですってっ……!
[手を取られたまま館の中に引っ張っていかれて、あわてたようにイヴァン>>308に声を掛けるけれど。
こちらの言葉を聴いていないように一階にあった医務室へと連れて行かれた。
建物の中では迷わなかったのか、それとも偶然かはしらないが、間違った扉を開くことなく、白で統一された部屋の中に入り]
火傷が恐いことは知っていますけれど……これぐらいの火傷でしたら日常茶飯事ですから、ほんと気にすること無いんですよ?
私は火の扱いが下手なのでよく火傷しますし……
[そういいながらもイヴァンの勢いに押されて医務室の椅子に腰を下ろす。
正直この程度なら少し冷やしてあとは放置でかまわないと思って僅かに苦笑した]