あ、と。ウチも、そろそろ帰らんと。[はた、と思い出して呟くのと、送っていく、という申し出があったのはどちらが先か。きょと、と黒の瞳が瞬いた]別に、慌てんでも。ゆっくりしてから来ればいいのに。[母に挨拶を、という言葉に呆れたように言いながら、食事代の支払いを済ませ、母への土産をそう、と手に取る]んー、でも、そういう事ならあまえとこか。ウチだけ賑やかさ楽しんで、は、かあさんに申し訳ないし。[ほんの少しの思案の後。冗談めかした口調で言って、*頷いた*]