じゃあ、そこで。
花を傷めない場所はわかるから。
[埋葬場所の提案への同意>>225にこう返して、向かうのは物置。
普段は使わないものをしまっておくその場所は、しん、と冷たい]
……雪解け、か。
[それが無事に訪れるのか。
それを見る事は叶うのか。
考えても詮無い──と思えどそちらへと流れる意識。
それを、半ば強引に目の前へと向けて埋葬に必要な道具を持って、裏手へと戻る。
ナターリエが戻ってきたのは、自分よりも僅かに遅れてか。>>228]
この大騒ぎの時に寝過ごした挙句、なんもしないでサボれって言われても、なぁ。
それに……掘ったら拙い場所の見分けつくの、多分、俺だけですよ?
[休むように促すアーベル>>230には、軽い口調でこう返し。
亡骸を包むのには手をださず、作業が終わるのを待った]