[戻ってきたイレーネ>>307から、品物二つを受け取り、仕草に少し瞬いた後に、意図を理解し感謝の礼を取った。
最悪、払えない、受け取れない可能性もあるなと思えば胸中複雑なものはあるが。
袋の中身をちらと確認すると、思ったより銀粉が多かった。逐一使ったとしてもこれなら十分足りるはず。どちらも失くさぬよう、懐にしまっておいた。
他人の家でもあるし、茶と菓子の話題などは任せることにした。
喉の渇きは少ない。喋っていないから当然なのだが。
イレーネが欲するなら、ついでに視界がこちらに向く分便乗しただろう。]