そうか。
実はこの剣、実戦で使うのは初めてなんだ。
見られて良かったな?
[アーニャ>>308に言ってにっと笑う。
自ら不慣れを告げるにも等しい情報であったが、実際は長年愛用した得物のごとく、長剣は手に馴染んで感じられた。
この剣には赤色の正義力の結晶が織り込まれており、いわば血肉にも等しいものであった]
本当は、『赤』だけじゃないんだけどな。
……ま、今日の所はこれだけで勘弁してくれよ。
[耀きの収まった剣を下ろし、両手で正眼に構える。
刃越しに相手を油断なく見詰め]
そりゃどうも。
それなら、まだまだ強くなれるってことなんだろ?
[アーニャ>>309の一言にも、笑みを崩すことはない]