……本気で、しかも、曲げる気なし、だろ。でなきゃ……。[ミリィの言葉>>316に、がじ、と頭を掻きながら返した言葉は途中で途切れた。本気で、曲げる気がない。でなければ、自身の妻をここに呼ぶなど、できないだろう、と。口はしなかったが、一瞬ヨハナへと移ろった視線から、その意は読み取れるか。ミリィがロミを手招くのを見ると、とりあえず自分もやや冷めた紅茶を飲み干して立ち上がり、カウンターに代金を置く]……俺、一度、家に戻るわ。