[フォルカーを驚かせたのは自分だという認識はあったから彼の言葉>>300にも安堵しきるのは難しい。けれど向けられた笑みの意味を感じ取れぬほど鈍くはなくて]ん。フォルの痛いが何処か遠くへいきますように。[おさない頃のようにおまじないの言葉を口にした]本の中では占い師が親友にひみつを打ち明けて実はその親友が守る人で、っていう話だったかなぁ。[御伽噺らしい展開だったように記憶していた少女は思い出しながらその話の一部を掻い摘んで語った]