>>312>>313[乗っかっていたウェンデルが転がされ、急に楽になった。 ようやくまともに確保された呼吸に小さな胸が微かに上下する。 と、言っても種族特性かどうかはともかくあんまりないのだが] ………ぅ、[押し込められた兎耳に、小さく眉が寄る。 敏感な部分なので不可抗力とは言えちょっと痛かったっぽい。 ペチペチ叩かれても反応は薄く。 ぅーぅーと息とも唸り声とも取れない音が零れた]