だーかーらーっ、僕はまったく怪しい人物じゃありませんって!単に、お会いするのがはずかしくてですね!村の外からこっそり見てただけじゃないですか…!![※それが不審人物だということだと本人は気付いていません]誰にって?え、だってこんな小さな村だからすぐわかるでしょう!?ほら、作曲家のヘルムートさんですよ…!僕は運命の出会いを果たしたんです! そうあれは一年ぐらい前――[うっとりと頬を染める少年は、周りを自衛団員に押さえられつつも、過去を思い出して(はた迷惑に)語り始めた]