世の中なんて、曖昧なままでいいのに。 曲がらない信念なんて、迷惑なだけさ。 [団長夫人に向けられた友人の視線の意図>>320を読み取って頷く。人狼の存在を完全に肯定出来ないまま、この場にいる者同士、ロミや少女――ブリジットと言ったかのような子供までいる中で、自分が生き残るために生贄を選べと言われ『はい、そうですか』と従うなど出来ようはずもない] ……貴女は随分、余裕だね。[黒フードの女に、八つ当たりのように零すのは打開策の見えない苛立ちの所為]