―― 医務室 ――[医務室の扉をかちゃりと開ける。 目の前に展開していたのは、人口密度の高い空間。 せきこむ老人と、それを介助するダーヴィッドを見る]……大丈夫ですか?[そっと声をかけた。そのまま視線を室内にずらして、エーリッヒやカルメンを認めると同じことを視線で聞いて]