― PC室 ―
そっか、ならよかった……
[大丈夫という友梨>>320にちょっと安堵したような笑みをむける。
森>>321が出て行くのにはそれ以上言葉をかけられずに見送って。
真崎>>324へと視線を戻す]
そう、だね……それに学長なら、きっとあの大きな声だけで自分を守れるんじゃない、かな……
[実際それぐらいの威力はあってもおかしくない、と思いながら返し。
眉を寄せる真崎に小さく頷いた]
ゲームだったら、WEB上だったら……占い師や霊能者に出てきてもらって、とか言えるけど……いまは、恐いよ。そんなこといってそれで狙われてしまったら……
[身をまもる力も、たすける力もない。けれどそれは口には出せない。
途切れた言葉の先に同意されればやっぱり、というようにうつむくしかなくて。
処刑が――吊りがあるなら……誰かを、選ぶことになるけれど、その誰か、誰が怪しいのかすらわからない状態で、決められることではなく……
揺れる瞳でパソコン室内にいる人たちを眺めた]