[ 片膝立てて頬杖突きつつ、眇めた眼でリカを見やる。 余程の仏頂面だったのか――そも、天魔の件もあったのだろう、 何やら言って来る彼女の声を、口を閉ざした侭に聞いていたが ]……随分とお似合いですね、璃佳お嬢様?[ 不意ににやりと笑って、口にしたのは揶揄いの言葉。 戯れに、その頬に手を伸ばして、髪を掬おうとしたりして。 タマキが戻って来て外へと向かうまで、* 遊び相手にしたのは言うまでもなかった *]