[暴れる籠の小鳥を横目に、背を後方に傾ければきしりと椅子が軋む] ……あぁ。 そいや、俺も見たような。[ライヒアルトが問う言葉を聞き、動きを止めた。少し目を細め、姿勢を戻してフーゴーを見遣る] 上にいたから少し遠かったんだが。 ありゃおやっさんだったのか。 何してたんだ?[学者が向ける疑問の視線に被せるように、口調は軽く問いを*投げた*]