そう言われてもな。[亜佐美とはどうも視線が合わせられなくて、尋ねられない。タオルばかりだと聞くと、やはり取りに行こうと部屋を出る]いや、二三枚しか持ってこないつもりだから。それくらい一人で持てる。それより、いてやれよ。[晴美には、首を振って、玲の方を示した。知り合いなんだろう?とは言葉にしなくても通じるだろう]