[水を用意するらしきベッティとイレーネを見送り、御父さんになると胸を張るゼルギウスに微笑を向けて。]
…そうだね、お父さんらしく、格好いいところ見せなきゃ
[眸を細めて笑むと、そう伝えて。村の様子を述べるミハエルの話を聞くと、娘は手当された患部に触れながら。]
人は、可能性があれば其方に流れていくものだから
悲しいけれど、解決に至るまで続くと思う
[>>316へなりと眉を寄せ、言葉を娘は喪った。自衛団長という存在の死は、これまで以上に此方側の眼も厳しくなると云うもので。]
――――…僕にかい?
ああ、うん、昨日は名前を名乗らなかったのだったね…
[囁きには僅か頷きを返して。娘は改めて名を伝えると、相談に応じると伝えて。つぶやきが聞こえると意がつかめずことりと頸を傾いだ。>>321]