だって、そんな物騒なモン、俺扱えないし。[へらり。笑みは変わらず。尤も、中に住み着いていた魔なら、話は別かもしれないが。]――…お手柔らかに、宜しく。[短い挨拶と共に、正面へと繰り出される突きを左手で軽く受け止めるようにして、身体の横へと受け流し。ぐ、と、相手の腕をすり抜けるように一歩踏み込む。相手の勢いすらも利用して、右肘を少女の腹部へ突き出して]