…ああ、アーベル。ノーラさんに新しい紅茶、貰えるかしら。[それからふと思い出して、アーベルに新しい紅茶を頼む。さて、先の一人称からも疑問を抱かれたかも知れないが、アーベルへ向ける口調で普通の男性とは異なることがノーラには伝わることだろう。尤も、中身が男であることは変わりないのだけれど][そんなやり取りの中、リスは呑気に自分の尾を枕にして眠り込んで*いた*]