―厨房から二階へ―
[オトフリートから食事の話が出て、体力のために厨房に向かう。食べることの重要さは身にしみている。食べれる時には食べておくことにした。
そして味も感じていない早い食事を済ませてから、二階へ上る。]
………いやな感じだ。
[二階に上ると、正面突き当たりに白い石像が見えた。それは、もちろん、元人だったものだろう。眉を寄せ、廊下を歩く。]
>>311
……………?
[廊下の突き当たりの石像に向かう途中、ふと、誰かの泣き声がした。その掠れた音を頼りにすると、奥の左の部屋のドアが少し開いている。]
………ゲルダ?どうした?
[開くと、そこには3体の石像と、その前で涙を流している女性。その石像の雰囲気がなぜか重々しく感じられて、本能的にゲルダを守るように駆け寄る。]
……大丈夫か?どうした?
[考えたら、石像が動くわけではないのだけど、ゲルダの両肩に手を*伸ばした。*]