[鞄を渡す時のナターリエの表情。
思いっきり、眉が寄ったのは余談としておいて]
[移動した先、向かいの部屋(4)に、イレーネはまだいたか。
いたならば、(1)の部屋の様子を伝えて]
……このままでは落ち着かんし。
もし、無事なら……。
[呟いて、しばし探索。
どうにかここに来た時に来ていた、黒一色の装いを見つけ出す]
ゆっくり着替えるのは後でいいな。
とりあえず……。
[愛用の黒のジャケットをとりあえず羽織り、廊下に出る。
視線が向くのは奥の方。
内一つから、人の気配を感じたなら、歩みは自然、そちらへと]