そうだな。
[くすくすと微笑むアーニャ>>328に、短く返して]
――りゃあっ!
[動かず待ち構えるアーニャへ剣を振り下ろす。
こちらの動きへの反応は早かった。
掬い上げるよう振るわれた鎚に、真っ直ぐな太刀筋は容易く受け止められ。
握る両手に衝撃と痺れが走る]
剣を使った所で、そう何度もは打ち合えそうにない、な!
[一瞬握る力を弱め、刃を鎚から浮かせつつ、刀身を鎚の曲面に滑らせるようにして左側に振り抜く。
返す太刀は横薙ぎで、重心を右へ倒しつつ相手の右半身を狙った。
踏み込まなかったために、浅い軌道ではあるが*]