―回想・パソコン室―
[何かわかったのか、そう百乃喜に問われて>>323]
俺、ガチでも、なんでも。
最後は結局、信じたいとこ、信じるから。
現実なら、なおさら、ね。
[こんな言葉がなんになるんだろうか。自分だって諏訪しか信じられていないのに。ましてや百乃喜がいわゆる“素村”ならば、どうやって情報を集めるというのだろう。
だから、それ以上は何も言わなかった。
桐谷の小さな呟き>>329には]
狼なんて、いるわけないじゃん、大げさだなあ。
……って、言えたら、いいんだけど。
でも、少しくらい、平気っしょ。
[そう言って、手を振った。]
―回想・了―