─ エントランス ─[エントランスにあるのは、境界線のはきとわかる生と死。生の側にあるのは、『仲間』たち。いつか交わした言葉は違えたが、自分が望んだ形には近い状況に、青の瞳は僅か、緩む。後は、二人がここを離れればいい、と。そう、思っていた──けれど]……おいおい。[交わされる言葉たち。そこに紡がれるのは、最初に目指したものと大きく形を違えた在り方。青の瞳が細められる]