フフ、潔いこと。[金の光が引くのまで認めて、こちらも力を抜く。その首筋にしゅるりと柔らかな感触を残して、布は手に戻る]隙を作ったらこっちがやられてただろうからネェ。ああ、この程度なら程なく止まるよ。[僅かに眉を寄せたままもヒラリ手を振って]気分良く舞えた。良い相手だったよ、マイルズ。[その耳元を掠めるよにしながら青年の名を*呼んだ*]