─ 宿・二階角部屋→一階 ─……理不尽な覚悟ではあるけどねー。[苦笑を滲ませつつ、冗談めかした口調でこう言って。迷う様子の見られぬ友の様子>>336に、深緑を細めた。こういう時の意志の強さは、自分にはないもので。それが羨ましい、と思う事もなくはない。表には出さないが]んじゃ、行きますかー。[立ち上がり、得物を手にする動作に同意を見て、自分も伝承の本を一冊手に立ち上がり、階下へと向かった]