― 何処か ―
[視線は、変わらず真剣なのかどうなのか曖昧なまま。
それは、少なからず緊張している事を示してはいるけれど、男をよく知る者でなければ気付かないかもしれない。
納得したかのような声>>342とそれに続く表情の変化と言葉。
やはり、自分とは違う世界の住人と、それだけ見定めて]
あ、なんか通じたっぽい?
人を襲う存在、は何処にでもいるんだな、やっぱり。
[漸く浮かべた笑みはその先の言葉>>343で再び苦笑に戻る。
軽く、天を仰いで、一つ息を吐いて]
魔法に関しちゃ、問題ないぜ?
魔法の方が得意ってのは俺もだし、そういう意味でも「偶然」じゃなさそうだ。