[アーベルの軽口>>330が聞こえ思わず俯く。負けないくらいにあにとおとうとの事を想っているけれど言葉にすると墓穴をほりそうな気がしたので黙っておいた。労いの言葉>>335には伏せた顔を上げて]もう既に思っているところです。……ご忠告ありがとうございます。[微かに強張るような声音となるのは抱える秘密を見透かされたような気がしたから――]