─ 市街地跡・スラム ─[声をかけられて>>347、ようやく、はた、と意識を戻す。相手へと顔を向けて、く、と短く声を漏らした]………ああくそ、分かったよ。案内する程の場所でもねぇけど……目ぇ離すわけにもいかねぇ。[負けた上にそう切り出されては断るわけにも行かず。相手に争う気がないのは現状の自分を見ても明らかであるため、相手の希望を渋々呑んだ。乱れた髪を掻き揚げると、相手から離れて立ち上がる。背に大斧を背負い直すと、ついて来いと言わんばかりに顎で示して案内を*始めた*]