[メーフィエはこちらの言葉>>312にどんな反応を返したか。
既にコエ届かぬ『仲間』がこのやり取りを見ているとも知らず、彼女にゆっくりとした歩みで近付いて]
気の毒に。
私に騙された、可哀想な「人」。
だからあなたの命までは、奪わない。
[頬に手を伸ばすと、一度緩く撫でてからそのすぐ側、垂れた髪を一房取って]
代わりに、これを頂きます。
[その根元、手に持ったままだった刃滑らせて切り取り]
これでもう、本当に用は済みました。
あなたも用が済み次第、出ていって下さいね。
[心隠した柔らかな笑みを向けると、メーフィエの答えも待たずに踵を返した]