―中庭―『ふぎゃっ』[そんな声を上げた柴犬は、今の衝撃で目を覚ましたベアトリーチェとは逆に、腕の中でくるくると目を回していた]あちゃ、間に合わなかったかー。……ってベアちゃん?大丈夫ー?[少し遅れて。ランプの柄を両手で掴み、ぶら下がった状態で、上空からゆっくりと降下してくる主人。必要そうなら、救出の為に手を差し伸べるだろう**]