―広間―ベアトリーチェ君はきちんと眠れたというのに、我ながら情けのない事だよ。しかしあの嵐だ。村の方も無事だと良いのだがな。[細工師>>339には先に会話した少女の名を上げつつ頷いてみせる]嗚呼、私も……[食事中は殆ど無言だった為、終えるまでにも然程時間は掛からなかった。広間を出て行こうとする旅人に反応し、椅子から腰を浮かせ。窓の開く音>>340と、その向こうから微かに聞こえた声に、眉を寄せて振り返った]