―→宿・入口―[一度目を向けた方からは、すぐに目を逸らした。代わりに外の空気を吸いたくなって、入口の方へと向かい]……あ……[腕を掴まれた少年の姿>>338が目に入る。彼が団長の身体を見つけた第一であることは、未だ知り得なかったけれど]あ、の……[止めなくてはと声を発したけれど、控えめなそれは届いたかどうか]