いっしょにいた方が迷子にならない…?でも、お姉ちゃん達は…[ナタルからの答えを聞いて、あれ?と思ったが、自分の言葉を聞いたナタルの様子に余計首を傾げ。]私、心配、かけてるの?まだ、迷子じゃない、よ?[何か悪いことをしたのかと思ってしゅんとして見上げたが、差し出された銀の鈴を見て、きょとりとして。]いい、の?[そっとそれを受け取ると、肩からかけた鞄の紐にくくり付けて、ちりり、と鳴らした。]…きれい。お姉さん、ありがとう。