人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


研究生 エーリッヒ

─広間→二階─

[ブリジットとゼルギウス、それぞれから向けられた嬉しげな様子に、自然、口元は綻ぶ。
ともあれ、二階へと上がり、適当に部屋を確かめる。
選んだのは、奥に対して向かって左の列の、真ん中近くの部屋。
階段近くは選ぶ人も多そうだから、と避けておいた]

さて、と。

[部屋に落ち着くと、鞄の中から書きかけのレポートとそのための資料を出して、小さな机の上に置いておく]

……まぁ。
考えすぎだと、思うけど……。

[置く前に、黒い革表紙の本をつと撫でる。
思い返すのは、漏れ聞こえていたエルゼとゼルギウスのやり取りに出てきた『獣』という言葉]

……嫌な符号だよな。
俺、自分の研究テーマの実体験とか、したくねぇぞ?

(357) 2011/01/08(Sat) 16:32:43

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light