─ 外 ─
[言葉も覚束ないichinino>>352を見て、掴んでいた腕を自分の方に引き寄せる。
ichininoを胸で受け止めると、腕を掴んでいた手を離し、彼女の背へと回して。
掌はichininoの後頭部に来るように腕を曲げ、片腕だけで自分の方へと寄せた。
タオルを抱えている方の腕も添えるようにして抱き締める]
───……落ち着け、大丈夫だ。
アイツが、簡単に死ぬもんか。
[自分に狂人の可能性があるのを理解しながらも、占いについて宣言しに来たfunny。
身体の強さ他については知らないが、その度胸だけは買っている。
どれ程の怪我をしたかだって分からない。
けれど、ichininoを落ち着かせるために言葉は断言の形で紡がれた]