[そうして真っ直ぐに向かう視線>>348に笑みで返した後、姿を変えた彼の手元のそれらに瞬いた]……此方には無い使い手のようですね。ああ、ご安心ください。全力は出しませんよ、疲れますから。[しれりといつもの台詞を言い放てば片手を持ち上げる。微かに唇を動かし刻んでいくのは呪文。それに伴い僅かに揺れ始めるのは、地]――プルアーストーン。[『力ある言葉』に応じて彼の両脇から隆起する地面。二本の地柱が胴を挟み潰さんと双方向から急襲する*]