『……ところで、どうするの?』[尾を揺らす、水晶龍の問い。真紅を一つ瞬かせつつ、何がだ? と問い返す]『勿論、結界』ああ……そうだな。[言いながら、しばし、思案の素振りを見せ。後、浮かんだのは、どこか意地の悪い笑み]ま。『新たな勇者』の最初の試練、って事にするのも、わるかない、かな?『……ルギィ……』[冗談めかした言葉に、水晶龍は呆れたように尾を揺らす]