─ 集会場 個室 ─
[ichininoが目覚めた時>>353は未だ眠りの中。
靴下のみで歩き回ったことは予想以上に疲労を生み、身体は休息を欲していて、毛布で周囲を包まれたり頭を撫でられたり>>354しても目覚めることは無かった。
当然、謝罪も耳には届いていない。
目覚めたのはichininoが部屋を出た>>356後、静かに開いた扉が閉じて更に時が過ぎてからのことだった]
──────……………。
[最初とても冷えていた身体は包まれた毛布により幾分か熱を戻している。
それでも床に座り、ベッドに寄りかかった体勢での睡眠は無理があり、動こうとすると身体がぎしりと悲鳴を上げた。
少し動いてから一旦停止、しばし後にゆっくりと動き始め、床に胡坐をかいて座り直した]